さくらコンサート 2


桜満開の中、山口勝敏さんのサロンコンサートが開かれました。
会場は大田区久が原のクロスクラブ。近代日本建築運動のリーダーのひとり故山口文象さんのご自宅です。ご長男でオーナーの山口勝敏さんは作曲、編曲家でもあり、長年様々な趣向をこらしたピアノのコンサートを開催しています。
その独自な世界を愛する多くの根強いファンで、サロンは毎回いっぱいになり、スタッフは嬉しい悲鳴を上げています。



プログラム  桜の季節に合わせた素敵なものでした。

さくらさくら (p)    日本古謡
アルハンブラの思い出 (p) タルレガ
刈干切唄 (or)      宮城県民謡
序曲 “エグモント” (p) ベートーヴェン
さくらに寄せて (p)   山口勝敏
さくらさくら  (or)    日本古謡バラのアダージョ(p) チャイコフスキー

アンコール
ケンターキーの我が家
ウイーンワルツ

今回の卓上アレンジは主役の桜を引き立たせる為に
思い切り引き算のアレンジです。
アレンジと言ってもいいのかな…?
フォームフラワー、マスフラワーがない…(笑)
雪柳の白を追っていくと桜の枝に繋がるようになっています。
ピアノの横にアレンジした桜(吉野桜)も無事に開いてくれてホッとしました。

コンサートの後はワイン、甘酒、お赤飯、お汁粉、ラスク、かりんとうが供され、広いお庭に出て、
皆様、見事な桜のお花見を楽しんでいらっしゃいました。
今年の桜は雨にもたたられず、
本当に堪能させてくれました。
神様からのご褒美のような、
春の一日でした。