秀山祭九月大歌舞伎に行って来ました



新橋演舞場で行われた「秀山祭九月大歌舞伎」に行って来ました。
「秀山祭」は、近代の名優、初代中村吉右衛門の俳名を冠し、その生誕百二十年であった平成十八年に始まったそうで、初代を顕彰し、その芸の継承を目的としているそうです。
夜の部は午後4時開演で、演目は「時今也桔梗旗揚」(染五郎の休演で、小田春永役の代役は歌六
と「京鹿の子娘道成寺」でした。

で、「時今也桔梗旗揚」。
明智光秀織田信長に散々恥辱を与えられ、
耐え忍びきれず本能寺へ向かうまでの内容ですが…。
時代劇の織田信長は、かなり努力して魅力的な人物像を作り上げている気がして…。
ここまで自分が優位だと知らしめたい精神状態ってどうなんでしょう?
それと…、蘭丸、力丸は、もうちょっと細身でいて欲しいです。すみません、下世話な希望で…。




幕間に頂くのは、やはり「幕の内弁当」ですよね〜。
手軽に売店で購入しましたけれど、
期待より美味しくて満足です!

打って変わってきらびやかな「京鹿の子娘道成寺」。
福助の踊りも堪能したし、
なにより「歌舞伎ってこうよ!」的な演出でテンションが上がります。
久しぶりの観劇でしたが、また観に来たい気持ちにさせて頂きました。
(サービスで放った手ぬぐい、ちょっと欲しかったけれど)